
障がい者特化型DXプラットフォーム「NEXT HERO」事業を手掛けるVALT JAPAN株式会社と三菱地所株式会社は、東京都千代田区新大手町ビルに、「デジタルイノベーションセンター丸の内supported by 三菱地所」(DIC丸の内)を開設した。
センターは、千代田区唯一の障がい者就労継続支援A型事業所となる。また、デジタル業務に特化した就労継続支援A型事業所としては、23区で初となる。
DIC丸の内と雇用契約を結んだ障がい者が、証憑データ入力、サイト情報のデータベース更新などを行う
近年、国内ではデジタル人材の不足が課題といわれているが、デジタルスキル等が高いといわれる精神障がい者・発達障がい者数は、現在約600万人といわれている。
丸の内エリアには、約5,000の企業・事業所が集積しているが、企業からニーズのある高度なセキュリティを要するデジタル業務を、DIC丸の内が受託。
DIC丸の内と雇用契約を結んだ障がい者が、証憑データ入力、サイト情報のデータベース更新、書類のデータ化サービス、データ校正作業、AI関連業務(AIアノテーション)などを行う。
(坂土直隆)