
東急ホテルズ&リゾーツ株式会社は、6月16日、二子玉川エクセルホテル東急にて、ユニバーサル対応(障がいの有無や年齢・国籍等に関係なく、誰もが等しくサービスを利用できること)への認識を深めることを目的とした社内イベント「ユニバーサルサービスEXPO 1(エキスポワン)」を開催した。
「実体験」をメインテーマとした構成で実施
同社が運営する40ホテルのスタッフ64名と本社スタッフ17名、計81名が一同に会し、車いす体験や、最寄り駅からホテルまでのアクセスルートの確認など、「実体験」をメインテーマとした構成で実施した。
プログラムとしては、ホテルで最も重要な”安全・安心”の観点から、避難誘導時の車いす利用者のサポート、ホテル内外のさまざまなシーンを想定した車いすでのバリア体験、などを考えるきっかけを与える内容とした。
また、自ホテルで既に導入しているアクセシビリティサポート備品の正しい使用方法の再確認、ホテル公式Webサイトに掲載している、最寄り駅からホテルまでのアクセスルートを、実際に車いすで辿りながらの検証など、通常の業務のなかで遭遇しそうなものを敢えて体験した。
(坂土直隆)