
日本介護システム株式会社は、株式会社オートテクニックジャパン、株式会社栃木県中部自動車学校と連携し、2025年12月13日から15日までの3日間、栃木県宇都宮市にて「視覚障害者自動車運転体験ツアー(初級コース)」を実施した。
助手席には専任のインストラクターが同乗。緊急停止装置を備えた教習車で走行を行う
この企画は、視覚障がい者が安全管理が整った教習所内で実際にハンドルを握り、運転者の立場から自動車の構造や交通安全を学ぶ特別プログラム。
「一度は運転してみたかった」「免許を持っていたが障害により諦めざるを得なかった」といった当事者の声を出発点に、3社の専門性を掛け合わせて実現した。
会場となった栃木県中部自動車学校では、全館貸し切りで実施。助手席には専任のインストラクターが同乗し、緊急停止装置を備えた教習車で走行を行った。
走行前には、ハンドル操作やペダルの位置確認、車体サイズの把握など基礎講習を実施し、初めての人でも安心して参加できる環境を整えた。
プログラムでは、直進走行に加え、右折・左折、バック走行など段階的な運転体験を実施。視覚情報に頼らず、音や振動、インストラクターの声を頼りに運転することで、参加者は運転操作の難しさと同時に、運転者視点での交通安全の重要性を体感した。
(坂土直隆)