障がい者雇用に積極的に取り組むエフピコと八王子市が提携。八王子ウッド工場を開設

簡易食品容器の製造、販売と関連包装資材等の販売を手がける株式会社エフピコ（本社広島県福山市）は、エフピコグループ全体での雇用障がい者数369名、障がい者雇用率14.98％（2015年3月現在）。

当事者を基幹業務で正社員雇用というスタンスを貫き、平成26年度「ダイバーシティ経営企業100選」にも選出された障がい者雇用の先駆的企業だ。

弁当や惣菜に使われる折箱タイプ容器は、近年需要が拡大していることから、同社では八王子ウッド工場の稼働開始により関東地区での供給能力の強化を、また八王子市では障がい者の就労機会の創出が図られることから、同社、八王子市、NPO八王子ワークセンターが連携、協力の下、同社の八王子配送センター内に、折箱タイプの食品容器を製造する「八王子ウッド工場」を開所する。

同社が設置する障がい者就労する事業所としては全国で19か所目。（ほかに事業提携先事業所が4か所あり）。工場の運営は、八王子市戸吹リサイクルセンターの不燃物処理センター選別作業請け負いなどの障がい福祉サービス事業を行っている社会福祉法人『蕗の会』の「ぽぷら八王子」事業所が同社から請け負い、知的障がい者が製造を担当する。

工場面積は約250坪。生産設備は自動機6ライン（最新鋭高速機）と手動機2ラインの計8ライン。月間生産能力は70万個だという。2015年12月11日（金）には株式会社エフピコ八王子ウッド工場で、 開所式と工場見学会を開催。企業と自治体との連携で、障がい者雇用の場をつくる。こうした新しい取り組みが今後ほかでも広がりをみせることを期待したい。

（画像はプレスリリースより）




八王子市のプレスリリース
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/dbps_data/_material_/_files/

株式会社エフピコ
http://www.fpco.jp

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