職場環境の整備に！他の人のバリアにならない視覚障がい者の屋内誘導マット

錦城護謨株式会社が開発、販売している視覚障がい者歩行誘導ソフトマット「HODOHKUN(ホドウクン) Guideway(ガイドウェイ)」が、世界3大デザイン賞の一つである「2016年度iFデザインアワード」の最優秀賞「iFゴールドアワード」を受賞、プロダクト分野のパブリックデザインでは日本初の金賞受賞となった。



「HODOHKUN Guideway」は誘導ブロックと同じ用途で視覚障がい者の歩行を誘導するものだが、表面をフラットにし、交通弱者のつまずきやベビーカーなどが引っかかる危険性を排除、誰にもやさしいデザインを実現したものだ。

素材はゴム製のソフトマットを使用。凹凸をなくす代わりに白杖で叩く時の音の違い、床の質感の違い、足から伝わる感触で誘導路として認識できるよう視覚障がい者、肢体不自由者と共に同社で開発を行った。製品デザイン担当は有限会社リプル・エフェクトの山田敬宏氏。

テープで固定するので大がかりな工事は必要なく、常設利用だけでなく仮設対応も可能なので、視覚障がい者の屋内誘導路としてさまざまな場所で目的に応じて使うことができるという画期的な製品なのだ。

すでに公共施設、介護福祉施設、病院、教育機関、金融機関、見本市や展示会、教育イベントなどの催しにも導入され、日本盲人会連合、日本網膜色素変性症協会、他の推薦も受けている。

車椅子や高齢者などにもバリアにならないユニバーサルデザインの屋内誘導路は、視覚障がい者のほか多様な障がいを持つ人が働く職場においても大いに活用できる製品でもある。職場環境の整備に、さまざまな人が訪れる催しにおすすめしたい。定価は8,500円。

（画像はプレスリリースより）




錦城護謨株式会社のニュースリリース
http://www.kinjogomu.jp/newspdf/160301.pdf

錦城護謨株式会社のプレスリリース（PR TIMES）
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000018023.html

「HODOHKUN Guideway」
http://guideway.jp/

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