障がい者就労支援事業所の先駆け
株式会社LITALICOは、2005年12月に設立された障がい者向け就労支援事業や子どもに向けた教育事業を全国展開する企業である。日本の社会問題のひとつである障がい者雇用の分野に早くから注目し、一法人としては全国で最多の53拠点で就労移行支援事業所を展開している。
2016年3月には東証マザーズに上場
企業向けの障がい者雇用支援からスタートした事業は、今では障がい者向け職業訓練事業から端を発し、障がい者の家族に向けた事業や教育事業などに、そのフィールドを拡大している。
2016年6月時点で首都圏と関西地方に64か所で発達障がいの子どもへ配慮した幼児教室・学習塾「Leaf」を、首都圏5か所に子どものITとものづくりの教室「Qremo」を開校している2016年3月には、東証マザーズに上場も果たした。
同運営をアピールするために事業名を統合
同社は2016年8月1日(月)から、一部事業のサービスブランド名称を変更する。障がい者への就労支援サービス「WINGLE(ウイングル)」、「Leaf(リーフ)」、「Qremo(クレモ)」の事業を、同じ運営会社のサービスということを顧客にわかりやすく、各サービスの質をより高めていくために、サービスブランドを「LITALICO」の下に統合。
「WINGLE」は「LITALICOワークス」に。そして「Leaf」は「LITALICOジュニア」に、「Qremo」は「LITALICOワンダー」に、それぞれ名称変更する。LITALICOという名前は日本語の利他と利己を組み合わせた造語で、「関わる人を幸せにすることが自分たちの幸せにつながる」という、同社の理念や価値観を表している。同社のこれからの活動に期待したい。
(画像はプレスリリースより)
株式会社LITALICOのプレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/105449