障がい者雇用拡大をめざし、大阪府とゼネラルパートナーズが事業協定締結

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障がい者雇用拡大をめざし、大阪府とゼネラルパートナーズが事業協定締結

　2016年8月8日 17:45　

民間企業初の障がい者専門の人材紹介会社

民間企業初の障がい者専門の人材紹介会社として起業後、転職サイトatGPの開設や、障がい別の専門的なプログラムが用意されている教育・研修事業、また企業への就労が困難な障がい者による農業生産事業といった、数々の事業やサービスを提供してきた株式会社ゼネラルパートナーズ。

大阪府の障がい者雇用拡大へ事業協定締結

今回同社と大阪府は「大阪ハートフル基金」へ事業協定締結した。大阪ハートフル基金とは、大阪府が障がい者の雇用環境充実を進めるために設置した障がい者雇用促進基金で、大阪府民や府内企業からの寄付を活用して、障がい者が働く場と就労機会を積極的に拡大し、障がい者が働きやすい職場づくりを図る事業主を支援するものだ。

大阪府内の法定雇用率達成企業の割合は全国45位

大阪府における民間企業の障がい者実雇用率は1.84％（数字は2015年6月1日時点）で、年々増加しているが全国35位と全国平均1.88％を下回っている状況だ。さらに大阪府内の法定雇用率達成企業の割合は44.0%で全国45位と非常に低い結果となっている。

大阪府は「障がい者雇用日本一・大阪」を標榜し、大阪ハートフル基金や大阪府障がい者サポートカンパニーといった施策を打ち出しているが、さらにこうした現状を打開するため、同社と事業協力することで10年以上同社が障がい者専門の人材紹介業として培ってきた企業とのつながりを生かし、大阪府の取り組みを拡大していくこととなった。

今後は同社の関西支店を拠点とし、府内の障がい者雇用を増やすために貢献していくという。