劇団四季とエプソン販売株式会社、株式会社イヤホンガイド(、エヴィクサー株式会社は6月14日(木)より、ディズニーミュージカル『リトルマーメイド』福岡公演(キャナルシティ劇場)にで、「スマートグラスを使用した多言語字幕サービス」を開始する。
同サービスは、2018年2月に『ライオンキング』札幌公演(北海道四季劇場)での提供に続く2都市目の実施となる。
聴覚障がい者の観劇を支援する
この取り組みは、エプソンのスマートグラスMOVERIO(モベリオ)『BT-350』を用いて行うサービス。同機器の貸出と運用についてはイヤホンガイド、字幕表示に関わる音響通信技術「Another Track(R)」の開発と提供についてはエヴィクサーが実施するもの。
対応言語は、「英語」「中国語(簡体字・繁体字)」「韓国語」「日本語」で、このサービス導入により、ユーザーは舞台から目を離さず、ハンズフリーに観劇することができるようになる。
またこれは、インバウンド対応だけでなく、聴覚障がい者の観劇を支援する施策にも活用される(サービスの対象は7歳以上)。
(慶尾六郎)