
障がい者雇用支援コンサルティングを行う株式会社スタートラインは、「屋内農園型障がい者雇用支援サービス IBUKI」について、3月1日(金)に第5FARMを、埼玉県戸田市にオープンする。
屋内農園型の障がい者雇用支援サービス「IBUKI」とは
同社によると、障がい者雇用における企業の課題として、特に「障がい者にどのような業務を任せるか(職域開拓)」という声が非常に多くあり、障がい者雇用が難しいとされるひとつの要因となっているという。
このような企業の課題と、農福連携が注目される中、障がい者の働くの選択肢のひとつとして屋内農園型の障がい者雇用支援サービス「IBUKI」を2017年8月に開始した。
農作業は土や植物に触れることで精神の安定にもつながり、それぞれの障がい特性に合った仕事ができるという点で、障がい者に適している仕事のひとつと考えられている。
知的障がい者や精神・発達障がい者が中心に利用
「IBUKI」では主に、障がい特性上作業系の業務にて能力を発揮することができる知的障がい者や精神・発達障がい者が中心に利用しているという。
本サービスは、同社にて屋内農園(働く場所)と、農作業および作物の加工業務(任せる業務)、障がい者へのサポート体制をセットで提供しているため、企業にとっても障がい者雇用を促進しやすいサービスとなっているという。 (慶尾六郎)