
障がい者雇用支援コンサルティングを行う株式会社スタートラインは、屋内農園型障がい者雇用支援サービス 「IBUKI(読み:イブキ)」について、7月1日(月)に7拠点目を、埼玉県川越市にオープンした。
障がい者の民間企業への就職を実現
近年、ダイバーシティ&インクルージョンを背景に、多種多様な人材が活躍できる環境づくりが重要視される中、障がい者雇用においても、より多くの障がい者が活躍できる環境づくりへ向けた多様な手段や在り方が注目されてきている。
同社が提供する屋内農園型障がい者雇用支援サービス「IBUKI」は、障がい特性上、作業系の業務において能力を発揮する障がい者が、民間企業への就職を実現し、農作業を通じて企業に貢献することで、長く安心して活躍できるサービスとして2017年に開発された。
また、企業においては、IBUKIの活用により、現在まで雇用することが困難であった障がい者が活躍できる環境を新たに創出することが可能となっている。
IBUKIでは、障がい者が作物を栽培し、ハーブティーなどに加工したものを、自社の福利厚生として社内へ配布したり、ノベルティとして活用するなど、企業によって様々な手段で活用されている。
今回開設する「IBUKI KAWAGOE FARM」では、約80名の新たな雇用の創出を予定している。 (慶尾六郎)