
NECは、障がい者の活躍推進に取り組む国際イニシアチブ「The Valuable 500」の取り組みや考え方に賛同し、同イニシアチブに加盟した。
障がい者がビジネスなどに潜在的な価値を発揮できる改革
「The Valuable 500」は、2019年1月の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で発足した、障がい者の活躍推進に取り組むイニシアチブ。
「インクルーシブなビジネスはインクルーシブな社会を創る」という考えのもと立ち上げられ、障がい者がビジネス、社会、経済にもたらす潜在的な価値を発揮できるような改革をビジネスリーダーが起こすことを目的としている。
NECは40年以上前より障がいある従業員もその能力を発揮できる環境づくりに取り組み、2005年には「国連グローバル・コンパクト」に署名し、人権・労働・環境・腐敗防止の10原則を踏まえた企業経営を行っている。
NECは、社会課題の解決を目指す「社会価値創造企業」であり続けるためには「人」と「カルチャー」が原動力であるという考えのもと、個々の多様性を活かしあっていくカルチャーづくりなどを企業経営の重要なアジェンダに設定している。(慶尾六郎)