全国でウェディングプロデュースを手がける株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ(T&G)は、1月27日(月)に国際協力機構(JICA)視察団の受け入れを、青山迎賓館で行った。
実際に障がいを持つ従業員の就労の様子を見学
この視察プログラムは、「地域活動としての知的・発達障害者支援」として1980年よりJICAが公益社団法人 日本発達障害連盟に委託の上行っているもの。
今回はアジア・南米他12か国から14 名の行政官やNGO職員等が参加した。当日は、代表の岩瀬からの挨拶や担当者からの同社事例の紹介の後、実際に障がいを持つ従業員の就労の様子を見学し、理解を深めた。
同社は、2007年より障がい者雇用に取り組んでいる。重度の知的障がい者や身体障がい者を中心に、現在は28名が同社社員として、都内の同社結婚式場の清掃業務及び調理業務を担当している。
今回の視察で、モンゴル自閉症協会 理事のガンボルド・ジャヴザンドラム氏は「法定雇用率を上回る障害者の採用や、特例子会社の設立ではなく直接雇用に取り組むなど、規制を超えた取り組みをしていることがとても印象的だった。」と、感想を述べている。 (慶尾六郎)