フェアユース株式会社は、聴覚障がい者が従事している企業、医療機関、学術団体、公共機関に対して無償提供している「リアルタイム翻訳ツール」の提供期間を7月31日まで延長すると発表した。
新型コロナの影響による聴覚障がい者のWeb会議問題解決を支援
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響にてテレワーク(在宅勤務)やWeb会議システムを用いた遠隔講義が進む中、聴覚障がい者がWeb会議(講義)に参加した際、話している内容がわからず会議内容の把握ができずに困っているとの声が多いという。
同社の「リアルタイム翻訳ツール」は、Microsoft Teams、Skype for Business、Zoom、Cisco Webexなどのすでにご利用のWeb会議ツールで会議を行う場合にリアルタイムでの音声からの文字起こし、テキスト翻訳を行う。
翻訳内容、文字起こし内容はCSVファイルとして保存する。
自身の発話内容のみならず、Web会議におけるリモートの参加者の発話内容をそれぞれリアルタイムに翻訳・文字起こしを行える。
インストールが必要なのは会議主催者の一台のPCのみ。Microsoft Teams、Skype for Business、Zoom、Cisco WebexなどのWeb会議プラットフォームで利用できる。(慶尾六郎)