
株式会社エスプールプラスは、障がい者の就労を目的とした企業向け貸し農園ソーシャルファーム「わーくはぴねす農園」を関東/東海エリアを中心に22農園運営している。
農園を利用する約300社の大手企業に勤める障がいのある従業員は、10年間の運営で1,700名を超えるほか、障がい者をサポートする地元のシルバー人材や主婦主夫層の雇用実績も500名を超えている。今回、エスプールプラスでは新たな雇用拡大を目的に、大阪に進出することになった。
関西エリア在住の障がい者へ「働く選択肢」を広げる
全国の障害者手帳保持者は約937万人いる中で、一般企業へ就職する18~64歳の障がい者は約46万人(約5%)にとどまっている。
その多くは身体障がい者の雇用に集中し、知的・精神障がい者の多くは就職が難しく、総合支援法に基づく福祉サービスにて、福祉就業や就業訓練を受けている人もいる。
就労継続支援B型の作業工賃は、僅か16,118円(※全国の月額平均)となっており、障がい者の経済的自立が大きな課題となっている。
そのような中、エスプールプラスでは、関西エリア在住の障がい者へ「働く選択肢」を広げるとともに、関西に拠点を置く企業が同サービスを利用出来る環境を提供することで、企業課題解決の一助となるべく、大阪府に進出することにした。
エスプールプラスホームページ:
https://plus.spool.co.jp/(慶尾六郎)