障害者雇用支援事業を手掛けるパーソルチャレンジ株式会社とパーソルプロセス&テクノロジー株式会社は、企業ではたらく障害者をRPA人材として育成することを支援する「障害者雇用 × RPAサービス」の提供を11月より開始した。
障害種ではなく一人ひとりの職務能力や特性によって適正を判断
「障害者雇用 × RPAサービス」は、パーソルチャレンジとパーソルP&Tが連携し、企業ではたらく障害者を、RPA業務を担える人材として育成するサービス。
このサービスは業界業種に限定せず、RPAの導入・活用にあたり障害者人材を活用したい企業や、障害者の職域拡張やキャリア育成に取り組みたい企業に提供する。
また障害種ではなく一人ひとりの職務能力や特性によって適正を判断し、育成するため、身体障害をはじめ知的障害や近年雇用が急増している精神障害や発達障害のある人までを対象としている。
パーソルチャレンジが、RPA業務内容を任せる対象者の障害特性や職務能力、環境適応性を確認。その内容を踏まえ、パーソルP&Tが運用保守・小規模開発を担当できるよう技術的な研修・育成を実施する。
対象ツールは、プログラミング知識不要でPC操作を自動化するソフトウェア型のロボットWinActor®」を採用している。 (慶尾六郎)