
ダイヤ工業株式会社は、岡山県備前県民局の事業である「障害者アートを活用したデザインビジネス展開事業(デザインゴールズ)」に参加し、障がいのあるクリエイターとプロのデザイナーのチームに商品パッケージのデザインを制作した。
そのデザインを当社の既存商品である外反母趾用サポーター「シンデレラ」の限定パッケージとして使用し、5月頃、商品として発売予定にしている。
商品として採用されればロイヤリティーが支払われる
岡山県備前県民局では、平成30年度から2年間「Ki-Bi lab. 48時間デザインFunRun事業」として障害のあるクリエイターとプロのデザイナーをマッチングして、障がい者の創作イベントを通じた商品化が試行された。
3年目となる令和2年度は、障がい者アートを活用したデザインビジネス展開事業(デザインゴールズ)が実施された。
デザイナーは、障害者の創造力や個性を活かしながらアイデアを形にして企業へプレゼンテーションを行い、商品などのデザインとして採用されれば、企業と締結する契約に基づき、企業からロイヤリティーが支払われるというプロジェクトの流れとなる。
今回、同社の外反母趾用サポーターである「シンデレラ」の、商品特徴が分かりやすいパッケージデザインを募集し採用された。
販売価格は、税込¥3,080(5月頃発売予定)。
(慶尾六郎)