
しごとのプロ出版株式会社は9月15日(水)、多様性のある社会実現と新たな障がい者雇用創出のため、障がい者の就労施設を活用した通販事業の新規立ち上げを実現する講座開講に先立ち、9月25日(土)から始まる説明会参加者の募集と無料動画講座の公開を開始した。
通販事業の品質向上にもつながる新しいビジネスモデルの創出を目指す
新型コロナウイルスの影響で、「ネット通販」の需要が高まるとともに、その市場は急拡大している。
他方で、コロナ禍の経済状況の悪化による解雇の増加などで、障がい者を取り巻く雇用環境は厳しい状況となっている。法定雇用率が年々引き上げられる中、企業の達成率は48.6%(厚生労働省「令和2年 障害者雇用状況の集計結果」より)と半数に達していない。
そこで、同社は、急拡大する「ネット通販」市場の中で障がい者の雇用機会を創出するとともに、デジタル分野も含めた専門性の高い技能の習得が可能なOJTの場として、さらに通販事業の品質向上にもつながる新しいビジネスモデルの創出を目指すことにした。
そして、SDGsの推進と多様性のある社会実現のため、障がい者の就労施設を活用した通販事業の新規立ち上げのための講座を開講することとした。
講師は「オリジナルブランド通販」コンサルタントとして8年間で420名以上の通販事業立上げを支援してきた三山純氏。
講座は、通販の分野で長年実績を持つ三山氏のメソッドと、しごとのプロ出版株式会社が培ってきた福祉事業の開業、経営安定化のノウハウを組み合わせた、業界初の講座となっている。
(慶尾六郎)