ITを活用した仕事で障がい者の雇用の場を創出する株式会社カムラックと、障がい者をITエンジニアとして雇用する株式会社elseif、およびセキュアなデータ連携技術を提供する株式会社Secure DXは、共同で「障がい者の在宅ワーク」の仕組みづくりのための実証実験を開始する。
障がい者が在宅で早く安くセキュアに仕事できる環境づくり
カムラックは、障がい者の雇用を増やし自立を支援することを目指し、ITを活用した仕事を中心に障がい者に雇用の場を提供する「Come Luck ラボ事業所」を運営するなど、障がい者への就労継続支援を行ってきた。
また、elseifはITエンジニアとして障がい者の雇用を積極的に行い、ソフトウェア開発を行うことで、障がい者雇用の促進に貢献している企業だ。
一方Secure DXは、DX(デジタルトランスフォーメーション)を早く安くセキュアにするデータ連携サービス「Secure DX CONNEQT」を展開している。
今回の実証実験では、カムラックがIT人材として育成・就労支援を行っている障がい者がクライアント企業のPC業務を在宅で行うことを想定している。
障がい者は在宅でelseifが開発・運用する業務用アプリケーションを操作し、そのアプリケーションとカムラック、クライアント企業間のデータ連携をSecure DXの技術によってセキュアかつ低コストで行うことが可能であるということの実証を行う予定。
(慶尾六郎)