6団体にシンボルマーク授与
山口県は県内の6団体を「
やまぐち障害者雇用推進企業」に認定した。この制度は障害者雇用に積極的な企業をアピールする目的で今年からスタート。
認定されたのは印刷・清掃業の「
リベルタス興産」、化学工業の「ユーエムジー・エービーエス」、金属製品製造業の「山口金属曲板工業」、社会福祉法人「
暁会」、社会福祉法人「
山口県コロニー協会」、医療介護業の「
医療法人新生会」など。
法定雇用率などの障害者雇用の状況を参考にしながら認定団体が決められる。
6団体には県から「シンボルマーク」が贈られた。
一緒に働ける職場にしたい
特別養護老人ホームや身体障害者療護施設などを運営している「暁会」は視覚障害3人、身体障害4人、知的障害1人、精神障害1人の9人の障害者を雇用している。
賃金体系も理学療法士や調理員などと同じ基準を設けている。
理事長の吉水さんは「皆が一緒に自然に働ける職場にしていきたい」と語っている。
県は障害者を雇うことへの理解などを求めていく方針だ。