福山市立小の給食に「おいしい」と評判
障がい者福祉施設が作ったコロッケが、福山市の学校給食にならんだ。同様施設で作られた食品が、市立小の給食に出されるのは初めてという。児童らは「すごくおいしい」と喜んでいた。
障がい者理解を深め、就労支援につなげようと、福山市神辺町西中条の「にこにこ会」では、利用者らが作ったコロッケを9日の神辺地区の市立小3校の給食に提供。児童計約450人が味わった。障がい者福祉施設で作られた食品が、市立小の給食に出されるのは初めてという。
1998年から同事業所はコロッケ製造をはじめ、現在では市内のスーパーに冷凍食品として卸すなどしてきた。今回のような給食への導入は、販路拡大につなげるため2007年頃から市教委に相談してきたという。
「神辺地区に限らず、継続的に使用していきたい」と市教委学校保健課は話している。
知的障害者通所授産
にこにこ会作業所
〒720−2103
広島県福山市神辺町中条2313−1

「にこにこ会」
http://www15.ocn.ne.jp/~niko-2/index.html