所得税法違反
生活保護受給者らに低額な料金で宿泊施設を提供する「無料低額宿泊所」を経営する業界大手「FIS」の脱税事件で、
名古屋地検特捜部は藤野富美男経営者(45)、飯島利夫幹部(46)と坂井正行幹部(51)ら3人を所得税法違反の罪で在宅起訴した。
20施設を運営
起訴状によると、3人は07年までの2~3年間で総額約5億円の所得を隠し、所得税計約1億7千万円を免れたとされる。 3人はすでに修正申告に応じているとのこと。
「FIS」は東京、神奈川など1都4県で約20施設の無料低額宿泊所を運営し、業界第2位の規模を誇る。入所者は約2千人に上るという。
貧困ビジネスにメス!
生活保護受給者らが利用する「無料低額宿泊所」を紹介する
貧困ビジネスは不正が次々に明るみに出て問題になっている。政府は遅まきながら事業者への規制強化を検討している。