補助金を給付
福山市は、景気悪化で離職した人たちを一定期間雇用し、ホームヘルパー2級の資格を取得させた事業所に補助金を出す制度の申請受け付けを始めた。介護、障害者施設など福祉施設で働いたことがない人を常勤雇用、ホームヘルパー2級資格を取得、研修費を全額負担した事業所が対象になるという。
意義のある制度?
補助金額は1人当たり25万円、主に資格を取得するための研修費に回るシステムになっている。初日には3事業所から3人分の申請があったとのこと。
経済的な理由から専門学校を中退した若者を雇用した福祉施設の経営者は、「人手が足りない現場と、本気で就職したい人にとって意義のある制度」と語っていた。
賃金増の議論が必要!
このような制度は大事だが、ホームヘルパー資格を取っても収入はたかが知れている。
福祉業界で働く人の収入を劇的に増やさない限り、根本的な対策にはならないだろう。