日ごろの成果
障害者の職業能力向上を図る県
障害者技能競技大会が松江市の雇用・能力開発機構島根センターで開かれた。ワープロ、表計算、パソコンデータ入力、喫茶サービスの4分野で成果を競った。
55歳も出場
大会は今年で7回目、県内の養護学校や就労支援施設に通う16~55歳の38人が出場した。データ入力では「月日」「数量」「単価」などが書かれた伝票の250項目を15分間で速く正確にパソコンに打ち込む業を競い、喫茶サービスで接客を受けた県雇用促進協会の上田事務局長(62)は「質やレベルは年々、向上している」と手ごたえを感じている。
全国大会の出場権
表計算を除く3競技の優勝者は10月に神奈川県である全国大会の出場権を獲得した。
障害者の技能競技が雇用に繋がることが期待される。