健闘を誓う
冬季パラリンピックに
車いすカーリング日本代表として出場する小川亜希選手(34)の壮行会が母校の同市立鴻巣北中学校で行われた。小川選手は集まった後輩たちに「本当にうれしい」と、バンクーバーパラリンピックでの健闘を誓った。小川選手は1990年度に同校を卒業した。2001年から
鴻巣市役所の職員。
事故で車いす生活
03年にスキーの事故で車いす生活になった。カーリングは事故の前から体験していたが、その後に本格的に取り組み始める。練習を続け、パラリンピック出場を勝ち取った。壮行会では、バレーボール部主将と生徒会副会長を務めた中学時代の小川選手が紹介された。小川選手は「けがをした時も周囲の人を悲しませてはいけないと思った」と相手を思いやる気持ちの大切さを強調した。