地元の住民がエール
尾花沢市でバンクーバー冬季パラリンピック日本代表の
太田渉子選手(20)の壮行式が11日、市内で開かれた。地元の住民ら500人が集まった。壮行式では、太田選手の母校の生徒らが寄せ書きした応援旗などが贈られたという。北村山高野球部の生徒らは「金メダルを取れるように頑張ってください」と声援を送った。
恩返し
太田選手は「
尾花沢は私を育ててくれたところ。みんなの声援が温かく力になった。その力でバンクーバーに向けて頑張る」と述べ、「表彰台のてっぺんを目指します」と意気込みを語った。
障害者と一緒にスキー
壮行式の会場となった駐車場には全長120メートル、幅約10メートルの特設コースを設置して「スプリントスキーフェスタin尾花沢」が開催された。身体障害者や視覚障害者らとともに太田選手がクロスカントリースキーに挑戦した。