安定感は抜群
男子立位の部で三沢拓が回転に続き優勝した。雨でコンディションが整わず苦戦する中、2本を滑りきったのは2人だけだった。「安全を考えつつ、流れを止めなかったのが良かった」と嬉しそうに語った。
太ももは64センチ
トレーニング重ねた結果の、右太ももは64センチになった。左太ももが半分しかなく一本脚で滑るため、安定感が増して脚がぶれずに滑れるようになったというのだ。
前回のトリノ・パラリンピックでは回転で惜しくも5位。
バンクーバー・パラリンピックに向け、「自分の滑りをすれば確実にメダルを取れる」と抱負を話す。
本番でメダルを取る
そして最終日の11日は三沢が逆転勝ちし、男子立位の全3種目を制覇した。2回目は雪質の感触がソフトだったと語り「雪に対してうまく力を合わせられた。出るからにはトップを取りたかった」と話す。
バンクーバー・パラリンピックのコースは傾斜が急になる。「まだ急斜面に課題がある」と、3月のバンクーバー大会に向けて気を引き締めていた。