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2012年02月05日(日)
解雇の理由は差別?能力? 元勤務先を訴える カナダ 障害者雇用インフォメーション
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食い違う言い分 両者の関係は何だったのか
カナダで最も小さい州、プリンスエドワードアイランド州にあるシャーロットタウン市で、アルコール依存症を理由に保険代理店から解雇されたとの訴えが、ある男性から州の人権委員会に寄せられた。

訴えられた会社側は、この男性とは雇用関係になかったとしている。

人権委員会に寄せられた訴えによると、ダニエル・マリンさんという男性は2007年の10月に、投資商品をバーゴイン保険会社から代理店販売することに合意した。数ヵ月後、マリンさんはアルコール依存症治療のためのリハビリプログラムに参加。マリンさんによると、その一週間後に解雇されたという。

人権委員会所属の弁護士、マリア・マクワイド氏によると、アルコール依存症は障害とみなされるという。「もしも従業員がアルコール依存症になった場合、雇用主が従業員のためにすべきことは、従業員がリハビリプログラムに参加できるよう休暇を与えることです」とマクワイド氏は語る。

保険会社の立場から
バーゴイン保険会社社長のアラン・バーゴイン氏は、マリンさんは仕事ができなかったため職を失ったのであり、アルコール依存症は関係ないとして争っている。また同氏は、マリンさんとは従業員としての雇用関係ではなく、別の大手保険会社の代理店同士という関係だったとしている。

「バーゴイン保険会社からも、アラン・バーゴイン個人からも、そして私の関係者の誰からも、彼は1セントたりとも受け取ってはいない」とバーゴイン氏は語る。マリンさんとは顧客リストを共有し、バーゴイン社はマリンさんの業務の一部を請け負った。だからといって同社がマリンさんの雇用主ということにはならない、とバーゴイン氏は主張しているのだ。

マリンさんが証明しなければならないことは二つ。一つは、彼はアルコール依存症という障害に対する差別を受けた、ということ。そしてもう一つは、彼はバーゴイン保険会社に雇用されていた、ということだ。
(編集部 小川優子)

外部リンク
Alcoholism led to firing, man complains
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