ストーカーも最多
2009年の
ストーカー被害の相談を受けるなどした認知件数が1120件(前年比4%アップ)、
ドメスティックバイオレンス(DV)の認知件数が2871件(同14%アップ)と、統計を取り始めてから過去最多だったことを警視庁が発表した。
加害者に女性も目立つ
警視庁は「法律が浸透し、被害者の意識が高まったのではないか」と分析している。
内訳はストーカー規制法に基づく書面による警告は167件、そのうち107件が元交際相手。男性は141人だったが女性も26人いた。年齢構成は30代が約4割を占めた。
30~40代が6割
裁判所から警察への保護命令は136件にのぼったが、前年に比べると8%減少した。しかし、命令違反による摘発は8件と過去最多だった。ストーカー、DVにかかわる年齢は約6割が30~40代になっている。