経営強化の視点も
障害者の雇用を促す方策を考える「働く幸せフォーラムin乙訓-企業が元気になる障がい者雇用」が京都府長岡京市で開かれた。このフォーラムは府と乙訓圏域障害者自立支援協議会主催。雇用情勢が厳しい中、企業の経営強化にもつながるとの視点から障害者の雇用を進めたいとの視点から、初めて開かれた。
障害者だからではなく・・・
フォーラムでは、障害者雇用率が7割を超え、その半数以上が重度の障害者というチョーク生産会社「日本理化学工業」の大山泰弘会長が講演した。
大山会長はさまざま試みを紹介し「障害者だからできないではなく、周囲の人が各人の理解に合わせ段取りを考え、能力を最大限引き出す努力をすべき」と強く訴えた。この他、京都障害者職業相談室長の大釜和子氏による障害者の雇用の状況説明などがあった。

日本理化学工業
http://www.rikagaku.co.jp/profile/profile.htm乙訓圏域障害者自立支援協議会
http://www.otsufuku.com/soumu_jiritu_kaisaiyotei.htm