早産の危険を減少
早産によって先天性脳性まひの障害児が生まれるのを防止するため、硫酸マグネシアムが有効だという話題が持ち上がっている。
地方自治体の健康組合によると、ニュージーランドガイドライングループの提案によって、早産の母親に合成薬物を与えたところ、脳性まひ発症の危険を抑えられる証拠が得られたというのだ。ガイドライングループ助産婦代表のラス・マティス氏は、赤ん坊の脳の発達時において、その合成薬物が働き、活動亢進を静めることができたという。
素早い服薬が大切
なお、ウェリントンで行われたオーストラリア・ニュージーランド妊娠協会の会議での推薦によると、28~30週目の妊婦で早産の兆候が見られたら、24時間以内に服薬するのが最も効果的だということだ。
今後、さらなる調査を進め、ほかの時期でも脳性まひの発症を抑えることを研究していくという。
編集部 青空ひなた

Research boost for mums
http://www.nzherald.co.nz/disabilities/news/article.cfm?c_id=176&objectid=10643721