出産できたのに障害?
背中に障害を持つという8人の子供の母親が裁判で勝利した。ナージャ・ソルマン氏はカリフォルニア精神病院で、精神医学の技術者として勤務していた際に、暴動が起きて負傷、障害を負ったという。しかし、病院側と対立し、補償の支払いが難航していた。これは、背中の障害と主張しているにもかかわらず、8人も出産したということが争点だったようだ。しかし、このたびソルマン氏の主張が認められ、病院側に4万ドルの支払いが命じられた。
ただ、裁判費用や障害のための用具費などを差し引くと、実際に手元に残ったのは2.3万ドル程度だという。
戦う母親
なお、ソルマン氏は病院での事故以来、さらに歩行中に怪我をしたなどとして申請を出していた。そのほかにも、考えうる限りのありとあらゆる社会補償の申し出をしていたが、現在は公共の手当などは特に受けていないという。
編集部 青空ひなた

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