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2022年08月14日(日)
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≪沈黙の臓器がんに光≫抗がん剤が効かない進行期の肝臓がんに新治療法発見

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≪沈黙の臓器がんに光≫抗がん剤が効かない進行期の肝臓がんに新治療法発見

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山口大学研究グループが発表
抗がん剤で治療効果のない進行性の肝臓がんに対し、がん細胞の増殖に必要な鉄分を除去することで進行を抑えるという有効な治療法を1日、山口大学の坂井田教授らの研究グループが発表した。

研究成果は米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンにも掲載されている。
がん
鉄分をためやすい肝臓に有効な「鉄キレート剤」
肝臓がんは早期切除しても再発するケースが多く、進行すれば抗がん剤治療などに反応しなくなる場合も多い。そこまで進んでしまった進行期の肝臓がんには、有効な治療法がないのが現状であった。

研究グループは、抗がん剤治療が効かない末期の肝臓がん患者10人を対象に、体内の鉄分を尿と一緒に排出する「鉄キレート剤」と呼ばれる薬剤を患者の肝臓動脈に直接投与する臨床研究を実施。

に3回、約2か月間の治療を行ったところ、患者5人のがんが縮小したり進行が止まったという。重い副作用も確認されなかった。

鉄キレート剤は、体内に蓄積された鉄を除去する働きがある。過剰に鉄が蓄積する病気や他のがんにも効果があると考えられるが、肝臓は鉄分を蓄積する性質があるため、効果が表れやすいとみられている。

自覚症状がでたときには手遅れという肝臓がん治療に光
肝臓は「沈黙の臓器」といわれ、がんを発症しても自覚症状が少なく、発見されたときにはすでに末期状態というケースが多い。

今後、さらに研究が進めば、抗がん剤に代わる新たな治療法として確立するのではないだろうか。

外部リンク

山口県肝疾患診療連携拠点病院 山口大学医学部附属病院 肝疾患センター

山口大学 Yamaguchi University

医学系研究科坂井田功教授らが抗ガン剤無効の進行肝癌に対する新規治療法の開発に成功|山口大学

The New England Journal of Medicine
(米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン掲載より)

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